コンテンツ開始
 

2002/9/27

1960年代家具の復刻シリーズ

カリモク60販売開始

カリモク家具販売株式会社(本社:愛知県刈谷市、社長:加藤正俊)は、創業当時の1960年代から現在まで30年以上も変わらずに生産している定番家具に加え、廃番となっていた当時の商品を復刻し「カリモク60」(かりもくろくまる)として、全国にて販売いたします。

「カリモク60」の中心となる商品は、1962年から現在まで作り続けている定番ラインです。それまでピアノの鍵盤やテレビの木枠部分などのアメリカ向け木製部品の受注生産を行っていた刈谷木材が、国内向けの家具として生産、販売した初めての椅子は、内部のバネや構造などには改良を加えつつ、現在でもなお、当時のままの普遍的なデザインで生産し続けています。さらに、当時の定番商品であったにも関わらず、その後の日本人の生活習慣の変化に伴い、廃番となっていた商品を復刻し、新たに
「カリモク60」ラインへ加え、定番商品として展開いたします。
復刻商品の第1弾は、昔はどこの家庭にもあった電話台、喫茶店でおなじみだったカフェチェアとリビングテーブル、そしてちょっとした贅沢品であったサイドボードの4アイテムです。

消費の伸び悩みの続く家具業界では、これまで時代の流行や消費者の趣味嗜好に合わせて、年間、10万タイプの新商品が発売され、一方では10万タイプの商品が廃番となってきました。メーカーが本来、持っているはずの意識や思い、提案はなかなか活かすことができない時代にあります。そんな時代だからこそ、流行に左右されることのない、普遍的な商品価値をもった定番家具をしっかりとつくり続け、残していきたいと考えました。

近年、インテリア業界はミッドセンチュリーブームを受けて、新しい最新のデザインを追い求める風潮から、古くからあるデザインを見直し、復刻商品を発売する強い流れがあります。イタリアAV器機メーカーである「ブリオンベガ社」のポータブルテレビやポータブルラジオ、フィンランドのテキスタイルブランド「マリメッコ」のプリントテキスタイルなど、伝統と技術のあるメーカーのみが過去の財産を使って行うことのできる商品開発といえます。「カリモク60」では、日本における復刻ビジネスのパイオニアとして、創業以来、持ち続けていた家具づくりに対する思いへの原点回帰を行い、新たな事業展開を行ってまいります。

初回商品:椅子、ソファ、ソファベッド、リビングテーブル、サイドボード、電話台等10アイテム、31商品(カタログご参照ください)取扱販売店:9月末より先行発売 D&DEPARTMENT (東京店・大阪店)他、全国約10店鋪で販売

60VISION ロゴwww.60vision.com

 

コンテンツ終了
(C)D&DEPARTMENT INC. All Rights Reserved.