プレス情報 | 60VISION

日本を代表する製造メーカーが参加する異業種合同プロジェクト60VISION（ロクマルヴィジョン）では、2006年10月現在、参加企業が10社となりました。今年は10月31日から11月5日まで神宮外苑で開催されるインテリアデザインの展示会「100% Design Tokyo」に共同出展を行います。

60VISIONは、流行に左右されない普遍的な定番商品をしっかりと作るメーカーと、しっかりと売るマーケットを開発するプロジェクトで2002年、「カリモク60」からスタートしました。その後、食器の「ノリタケ60」、鞄の「エース60」などが参加し、今年10月に新たに参加する家具メーカー「マルニ60」を加え、プロジェクト開始より5年間で参加企業は全10社、商品は計100アイテムを揃えることとなりました。1960年代に開発された商品は、単純で生産性がよく、普遍的なデザインの商品が多く、欧米を始めとした世界各地に向けて海外輸出も盛んに行われていたメイドインジャパンの代表商品でした。そんな商品を再び掘り起こすとともに、その商品に込められた企業のものづくりへの思いをも呼び起こし、再び世の中に送り出しています。また、そんな60VISIONのコンセプトに共感し、商品を販売するパートナーショップは毎年増え続け、現在では全国に200店まで広がりました。これらショップはこれまでのインテリア商材の代表的な流通経路と考えられていた大型家具店や百貨店とは異なり、店舗規模は小さいながら感度の高いオーナーやバイヤーによる独自の商品セレクトで構成し、20代から30代のライフスタイルにこだわりを持つマーケット層を顧客に持つセレクトストアです。このような新規マーケットでは、新商品発売や歳時セールといっためまぐるしいスピードでの商品回転や不当な値引きが行われることなく、商品とブランドの魅力と背景をしっかりと紹介しながら丁寧に販売し、売りの現場からもロングライフ（長寿命）商品へと育てる試みがなされています。

今回の共同出展では、60VISIONのコンセプトを展示会形式で発表するとともに、全10ブランドの主力商品や新作の展示を行い、新たなパートナーショップの獲得と、さらなるマーケットの開拓を図ります。

● 開催概要
2006年10月31日（火）～11月5日（日）　6日間
100％ Design Tokyo 明治神宮外苑　中央会場　　小間番号　B-９
（東京都新宿区霞岳町2-3）公式サイト http://www.100percentdesign.jp