2006/12/15

1960年代の名作椅子が甦る

「マルニ60」新ブランド立ち上げ

株式会社マルニ木工が60VISION（ロクマルヴィジョン）に参加

株式会社マルニ木工（本社：広島県、代表取締役社長：小幡教）は1960年代から製造販売されていた商品の中から、現在においても古くささや時代性を感じさせない普遍的なロングライフ商品を選び、再び 　復刻生産し、「マルニ60」（マルニロクマル）として新ブランドを立ち上げ、2006年12月1日より、全国インテリアストアでの販売を開始します。

復刻第一弾となるのは1961年に発売開始し、1977年までロングセラー商品として人気を博した木枠のノックダウン式（組み立て式）ソファ「オークフレームチェア」シリーズです。肘無しと肘付きのソファを組み合わせて、置クッッションの種類を選ぶセパレーツタイプのソファは当時、日本には無く、欧米の生活様式への憧れの高まりと共に、デザイン性、機能性の優れた画期的な商品として大変注目を集めました。復刻にあたっては、座面の内部構造に改良を加え座り心地をより高めながら、置クッションは当時の定番色の他にモダンなテキスタイルを選定。当時のままの普遍的なデザインを活かしつつ、現代生活に向けての提案を行います。

株式会社マルニ木工では、この「オークフレームチェア」を第一弾商品とし、60VISION（ロクマルヴィジョン）に10社目の参加企業として加わります。自社のデザイン資産を改めて見直し、これまでの開発商品群の中から優れたデザインの商品を改めて選定をし、新たな息吹を吹き込みます。同時に流行やブームで終わること無く、長く丁寧に販売するための新たなマーケットを開拓。「マルニ60」を通して発売当時のものづくりへの思いやこだわりを込めて、商品とともに表現していくことにより、「マルニ」ブランドのさらなる価値の創造を目指しています。

●発売日：2006年12月1日　　　　●初回商品：椅子、リビングテーブル　5アイテム　10商品
●初年度販売目標：1億円　　　　●取扱販売店：全国インテリアショップ約20店