プレス情報 | 60VISION

カリモク家具販売株式会社（本社：愛知県刈谷市、社長：加藤正俊）は1960年代から生産販売を続けているロングライフブランド「カリモク60」に新たに復刻アイテムを加え、6月上旬より全国にて発売を開始します。今回発売となるのは、1963年にKチェアに合わせる応接テーブルのひとつとして開発された、サイドテーブルです。丸みのある天板とシャープな脚は現代ではとても新鮮なデザインのように思いますが、実は44年も前に開発された製品なのです。応接テーブルとして、お客さまにちょっとコーヒーをお出しするのに最適なサイズと高さでした。サイドテーブルとして１シーターの横にすっぽりと収まるコンパクトなサイズは、都市生活者の小さめなリビングスペースに最適です。またベッドルームでのナイトテーブルとして、22インチ程度の薄型テレビ台としてなど、さまざまにお使いいただけます。1960年代は日本の生活様式の欧米化が進み、公団住宅の登場とともに、それに合わせた洋家具が開発されました。この時代に生まれた家具は洋家具の先進国である北欧のデザインを学び、開発されたものが多くあります。現代に改めて見直してみても、まるで古くささを感じさせないのは、デザイン先進国のエッセンスを受け継いでいるからなのかもしれません。40年前につくられたデザインが今でも新鮮に映るならば、これから40年後も、ずっと使い続けることのできる普遍的な定番家具となるはずです。「カリモク60」は2002年より立ち上げたブランドで、流行に左右されることのない普遍的な商品価値を持つ定番家具をしっかりとつくり続け残していくと同時に、カリモクの家具づくりに対するこだわりや情熱を商品とともに表現し、カリモクのブランドイメージを牽引するメインブランドとなっています。1960年代につくられたロングライフな椅子に合わせ、カリモクマインドを受け継いだモダンな現代家具を開発するというプラスブランドの発想により、デザイン資産の有効活用を行うとともに、カリモクブランドのさらなる価値の創造を目指してまいります。　