プレス情報 | 60VISION

株式会社ムーンスター（本社：福岡県、代表取締役社長：本村郁）はドローイングアンドマニュアル有限会社（本社：東京都、代表取締役社長：ナガオカケンメイ）が展開している日本を代表する製造メーカーが参加しての異業種合同プロジェクト60VISION（ロクマルビジョン）に初のシューズメーカーとして参加し、「ムーンスター60」(ムーンスターロクマル)ブランドを立ち上げます。1960年代の復刻商品を含む全３アイテム11カラーを2008年4月より全国にて発売を開始します。
「ムーンスター60」の第一弾商品は、スタンダードな型のキャンバスシューズ３アイテム。全てユニセックスでいずれも1960年代に発売開始された商品をベースとしたものです。シンプルなデザインにカラフルなプリントを展開し、子供用シューズとして人気を博したベストセラー商品を復刻し大人サイズにアレンジした「スリッポン」、学校指定履きとして永年、選ばれてきた体育館履きを復刻し、更に機能性を追求した「レース　ゲート」、当時はテニスシューズとして開発され定番のスニーカーとして愛用され続けている「バルモラル」です。
ムーンスターは1873年に足袋の製造から開始し、日本初のゴム底のシューズの開発に成功するなど、常に技術革新に挑み、日本の靴製造のリーディングカンパニーとして、日本の靴製造の歴史を築くとともに、世界へとムーンスターの靴は広がっています。現代、様々なスタイルがあふれ、消費は多様化、短命化の一途をたどっています。そして多くの日本製品が価格の手頃な外国製品におされ、メーカーは本来、持っているはずの意識や思い、提案はなかなか活かすことができない時代にあります。そんな時代だからこそ、流行に左右されることのない、普遍的な商品価値を持った定番の靴をしっかりとつくり続け、残していきたいと考えました。
販売網はライフスタイルショップやセレクトストアなど、全国に広がる60VISIONパートナーショップにて展開します。ブランドの背景と商品の魅力をしっかりと伝えながら定番商品として丁寧な販売を行う店舗に限定し、初年度販売店舗数は全国約100店を目標としています。
ムーンスターでは「ムーンスター60」ブランドの展開により、自社の商品とデザイン資産を改めて見直し、次世代へと続く新たな商品開発を行います。同時にブームだけで終わること無く、長く丁寧に販売するための新たなマーケットを開拓、「ムーンスター60」を通して、発売当時のものづくりへの思いやこだわりを込めて、商品とともに表現していくことにより、ムーンスターブランドのさらなる価値の創造を目指してまいります。　

●発売予定日：2008年4月下旬　　
●初回商品：３シリーズ11アイテム　￥12,600～15,750（税込み）　　
●初年度取扱販売店：全国セレクトストア、ライフスタイルショップ等約100店